胡蝶蘭の冬のお手入れの仕方

ギフトとしていただく機会の多い胡蝶蘭。
「もらったはいいけれど、どうやってお手入れすればいいの?」と思われる方も多いのではないでしょうか。
今回は冬の胡蝶蘭のお手入れの仕方や、育て方・次の花を咲かせるためのコツをご紹介したいと思います。

育て方のコツ
・寒い今の時期は、水やりは控えめに
・強い日光に当てない
・暖房などの風に当たらないように

この3点を気をつけるだけで持ちが違うと思います。
では具体的にはどうしたらいいのでしょうか?

寒い今の時期は、水やりは控えめに
花が咲いているとつい水をあげたくなりますが、
胡蝶蘭は今のような寒い冬の時期は生育をストップしています。
そのため、ほとんど水をやらなくても枯れることはありません。
2週間に一度程度で十分ですので、
「そういえば、いつお水あげたっけ?」と思った時くらいでいいのかもしれませんね。

強い日光に当てない
胡蝶蘭は強い光に弱い植物です。
レースのカーテン越しの光が入る部屋で十分ですので、
どの季節でも屋外には出さず、部屋の中で育ててあげてください。

暖房などの風に当たらないように
乾燥するとツボミが変色したり落ちたりしてしまいます。
暖房機やエアコンの風が直接当たる位置には置かないようにしましょう。














こちらは11月に我が家に届いた胡蝶蘭です。
前述の条件とたまたま合っていたようで、2か月ほど経ちますが今でもこんなに綺麗に花が咲いています。
私の性格がずぼらだから良かったのかもしれません。



さて、お花も生き物ですからいずれは咲き終わりがきます。
「もうそろそろ咲き終わりそう」という胡蝶蘭がありましたら、ぜひ次のお花を咲かせてみましょう!



次のお花を咲かせるコツ
花が完全に咲き終わる前に茎を切ります。
切る場所は一番根元の節(白い線)から数えて3番目の節の、約2cm上です。






















はさみが当てられた部分が3番目の節ですので、その少し上を切りましょう。

切った後は水は控えめにし、肥料も与えずにゆっくりと待ちましょう。
数か月後に、切り口下の節部分から花芽が出てきます。














こちらは前述のやり方で茎を切ってから半年後の胡蝶蘭です。
節からにょきにょきと伸びた花芽につぼみがあるのが分かります。



胡蝶蘭は丈夫で、あまりお手入れの必要のない植物です。
愛情を込めて育ててあげればきっと次のお花も咲かせてくれることと思います。
胡蝶蘭に限らず、お花や観葉植物のお手入れ方法などで不明点があればお気軽にお問い合わせください!

ご挨拶

関東でも雪のちらつく日が続くほど、寒い日が続いております。
昨年は東日本大震災という、日本だけではなく世界においても忘れることのできない出来事がありました。
エムズコーポレーションが取り扱う花や植物は人間が生きていくうえでかかせないものであり、
なおかつ私たちに癒しや心のゆとりを与えてくれます。
色鮮やかな花々や爽やかな植物たちが日本を明るくし、彩ってくれることを信じて、
2012年も素晴らしい品物をお届けしてまいりたいと思います。
本年もよろしくお願い申し上げます。